きゃみの駅訪問

三連休三陸駅巡り20春(21) 三陸鉄道リアス線 (田野畑駅→堀内駅→陸中野田駅) ~元北リアス線区間を北上~

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岩泉小本駅から久慈行きの列車で北リアス線だった区間を北上します。列車は長大トンネルの連続区間を直線的に進んでいきます。車窓はあまり望めません・・・。いくつかのトンネルを抜けると島越駅に到着。三陸沖に近いトンネルの狭間にある駅で立派な駅舎があるそうです。島越駅を出るとまたトンネルに入りますが、すぐに抜けて田野畑駅に到着します。列車交換のため、少し停車時間がありました。 田野畑駅は岩手県下閉伊郡田野...

三連休三陸駅巡り20春(20) 三陸鉄道リアス線 岩泉小本駅 ~再び三陸海岸へ~

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岩泉駅跡から岩泉の街中を歩き、森の越バス停で岩泉小本方面のバスに乗車しました。乗車したのは「岩泉町民バス」という廃止されたJRバスの後継で、「ふれあい龍泉号」という愛称がつけられていました。正確には岩泉自動車運輸に運行委託されたバスに乗車したようです。ちなみに岩泉~小本間には過去に陸中海岸線という国鉄(後にJRバス東北)のバス路線があったそうです。このバス路線は龍泉洞や小本の北にある北山崎展望台、更には普代...

三連休三陸駅巡り20春(19) 岩泉線 岩泉駅跡 ~想像以上に立派な駅舎の岩泉線終点~

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浅内駅跡を訪問後、バスで岩泉線廃線跡に沿って更に進みます。バスは国道455号「小本街道」を小本川に沿って東進するようになります。途中で「二升石」というバス停を通過しますが、この近くに岩泉線の二升石駅があったようです。浅内から十数分走って国道沿いにある「岩泉橋」というバス停に到着。ここで下車します。後払い210円也。バスを降りると目の前に岩泉橋という小本川を跨ぐ橋が伸びていました。その先に見えるのが・・・そちらに...

三連休三陸駅巡り20春(18) 岩泉線 浅内駅跡 ~給水塔の残るかつての駅~

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茂市駅から東日本交通バスに乗車。岩泉線廃線跡を辿って浅内バス停で下車しました。バス停は国道340号沿いの住宅の密集した場所にありました。そこから少し歩いて、唯一見かけた商店とガソリンスタンドの間の道を入って行くと・・・広場の先に駅舎がありました。浅内駅です。浅内駅は岩手県下閉伊郡岩泉町浅内にあった岩泉線の駅。開業は1957(昭和32)年5月のことで、当時は小本線の終着駅でした。その後、1972年(昭和47)年2月に岩泉ま...

三連休三陸駅巡り20春(17) 東日本交通バス岩泉茂市線 (茂市駅→浅内) ~岩泉線廃線沿いを行く~

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宮古駅から前日に引き続き山田線の茂市行きに乗車しました。今回は蟇目駅を越えて、一つ先にある終点の茂市駅まで乗車しました。3番線の到着です。 茂市駅は岩手県宮古市茂市にある山間の無人駅。かつては岩泉線が分岐していた駅です。岩泉線の概要や茂市駅の駅構内の様子→→2019年冬の茂市駅駅構内は前回訪問時に観察しておいたので、今回はすぐに駅を出ようと思っていましたが、駅巡りの性・・・少し観察しておきます(笑)駅構造...

三連休三陸駅巡り20春(16) 山田線 (宮古駅~蟇目駅) ~時間つぶしで山田線^^;~

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三陸鉄道リアス線で宮古駅までやってきました。この日のこの後はノープラン。駅周辺で適当に時間を潰して宿に入ってもよかったのですが、せっかくなのでもうひと駅稼ぐことにしました。候補はリアス線の久慈方面か山田線。下車してすぐ折り返せる駅で考えると、リアス線の場合は田老駅の手前、山田線なら茂市駅の手前になります。先に宮古駅を出発するほうに決めました。ということで山田線に乗車します。14:34発の茂市行き区間運...

三連休三陸駅巡り20春(15) 三陸鉄道リアス線・山田線 宮古駅 ~リアス線全通で変化した駅を観察~

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吉里吉里駅から再びリアス線を北上、陸中山田駅などを通って終点の宮古駅までやってきました。宮古駅は岩手県宮古市宮町にある宮古市の代表駅。JRとしては本州最東端の駅となります。乗り入れ路線は三陸鉄道のリアス線とJR東日本の山田線の2路線。現在の山田線は当駅を終点としています。2019(平成31)年3月、山田線の全線営業再開と同時に山田線釜石方面は三陸鉄道に移管されましたが、JR宮古駅も三陸鉄道の管轄となったようです。...

三連休三陸駅巡り20春(14) 三陸鉄道リアス線 (吉里吉里駅→陸中山田駅→宮古駅) ~南北リアス線が繋がりました~

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吉里吉里駅からリアス線の宮古行きに乗車して、再び北に向かいます。下車した浪板海岸駅を通って海岸近くを進んでいくと、岩手船越駅が見えてきました。岩手船越駅は岩手県下閉伊郡山田町船越にある無人駅。半島状に飛び出ている部分の地名が"船越"だそうで、駅はその半島の付け根にあります。この駅が本州最東端の駅だそうです。駅の愛称もずばり「本州最東端の駅」。駅構造は相対式ホーム2面2線。西側ホームに待合室のみの簡素な駅...

三連休三陸駅巡り20春(13) 三陸鉄道リアス線 吉里吉里駅 ~小説で知られるようになったおもしろ駅名~

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浪板海岸駅から海岸沿いを歩いてきました。浜辺から内陸側に向かい住宅地をテクテク歩きます。地図を見ると進行方向右手に目的の駅があるようです。その方向に狭い階段があったので上っていくと、小さな広場に出てきました。ここが吉里吉里駅の駅前広場でした。非常に分かりにくい入口ですね・・・。吉里吉里駅は岩手県上閉伊郡大槌町吉里吉里にある三陸鉄道リアス線の無人駅。元山田線だった駅です。「吉里吉里」・・・非常に面白い地名で...

三連休三陸駅巡り20春(12) 三陸鉄道リアス線 浪板海岸駅 ~浪板海岸沿いを歩く~

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盛駅から三陸鉄道リアス線に乗車しました。列車は釜石駅から元JR山田線区間に入り、鵜住居駅で数分停車後も更に北上します。釜石~宮古は初乗車区間、どこかひと駅下車しておこうと思います。下車駅に決めたのは、駅名の面白さに惹かれた吉里吉里駅。列車はその吉里吉里に到着です。が、下車せずにスルー・・・次の列車まで1時間以上あるので、「行ったり来たり作戦」で次の駅まで行ってから戻ることにしました。フリーきっぷは便利です...

三連休三陸駅巡り20春(11) 三陸鉄道リアス線 (盛駅→恋し浜駅→釜石駅→鵜住居駅) ~リアス式海岸を北上~

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岩手石橋駅からまたまた盛駅に戻ってきました。ここから三陸鉄道に乗車します。盛から久慈まで一気通貫して、路線名も「リアス線」となってからは初乗車です。リアス線の列車は3番線に発着します。早速ホームに向かってみると既に長蛇の列・・・そういえばこの日は復旧2日目でした。列車が到着後、皆さんが乗車を終えて落ち着いたところで撮影~3番線の様子。左手前は2番線の大船渡線BRT気仙沼方面のバス。対面乗換え可能です。列車は2...

三連休北東北20冬(27) 山田線 区界駅 ~1日わずか2.5往復・・・雪の中の東北標高最高駅~

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前回の記事からちょっと日が開いてしまいましたが・・・今回が北東北の最終回です。盛岡駅から106急行バスに乗車して大雪の区界バス停で下車しました。バス停のすぐ目の前には「区界高原」という道の駅がありました。一応お土産屋兼喫茶所は開いていましたが、大雪もあってか客が一人もいませんでした・・・。とりあえず近くにあると思われる目的の区界駅に向かってみることにしました。道の駅から国道106号を西に歩いて数分のところに区界...

三連休北東北20冬(26) 岩手県北バス106急行 (盛岡→区界) ~市境のトンネルを抜けるとそこは・・・~

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好摩駅からいわて銀河鉄道線を南下して盛岡駅に戻ってきました。1番線の到着。雨が降ってきました・・・。さて時刻は15時前。この後は旅を始める直前まで計画なしのフリーの状態でした。最初は特急料金をなるべく浮かすために東北本線を南下して気になる駅に適当に下車していくつもりでいました。が、以前何かの記事のコメントで話題になっていた駅を思い出しました。その駅とは山田線の区界駅。一日わずか2.5往復しか停車しない列車...

三連休三陸駅巡り19冬(12) 南リアス線 (釜石駅→三陸駅→恋し浜駅→盛駅) ~リアス式海岸を進む~

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釜石駅から南リアス線に乗車しました。南リアス線は盛と釜石を結ぶ三陸鉄道の路線。沿線はまさに路線名の通りリアス式海岸になっていて、長大トンネルが各入り江の集落にある駅を結んでいく形になります。日本では他には紀勢本線の難所である尾鷲~熊野市も同じような形ですね。列車はまず一つ目の釜石トンネルを抜けると平田駅に到着。「へいた」と読みます。高架上の無人駅で見晴らしがよいです。奥に入り江が見えます。ちなみに南...

三連休三陸駅巡り19冬(11) 山田線・南リアス線 釜石駅 ~鉄のまちの駅~

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花巻駅から遠野駅や陸中大橋駅などに停車しながら釜石線を完乗して、終点の釜石駅までやってきました。4番線に到着、下車します。釜石駅の愛称は「ラ・オツェアーノ(大洋)」、再び三陸沿岸に出てきました! 釜石駅は「鉄のまち」岩手県釜石市の代表駅です。駅のそばには日本最古の製鉄所である新日鉄釜石製鉄所があります。乗り入れ路線はJR東日本が山田線と釜石線、そして三陸鉄道の南リアス線の計3路線で全て終点になっています...

三連休三陸駅巡り19冬(10) 釜石線 陸中大橋駅 ~Ωループの麓の駅~

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遠野駅を発った列車は釜石線を更に東に進みます。青笹駅愛称は「カパーオ(カッパ)」。遠野の隣の駅、河童伝説があるそうです。足ケ瀬駅「モントパセーヨ(峠)」。峠を控えた釜石線で一番高い駅。雪が残ってました。上有住駅「カヴェルノ(洞窟)」。観光名所「滝観洞」の最寄駅。足ケ瀬~上有住~陸中大橋は釜石線で一番最後に開通した区間で、駅は長大トンネルに挟まれています。上有住駅を出ると列車は土倉トンネルという長大トンネルに入り...

三連休三陸駅巡り19冬(9) 釜石線 遠野駅 ~美しいレンガ造りの駅舎~

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花巻駅から釜石線釜石行きの一番列車に乗車しました。釜石線は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のモデルといわれている岩手軽便鉄道を前身に持つ路線です。愛称は「銀河ドリームライン釜石線」。駅にはそれぞれエスペラントの愛称が付けられていて、駅名標も釜石線専用のかわいいデザインになっています。それでは車窓からいくつかの駅を撮影しながら進みます。似内駅内陸の駅ですが、愛称はなぜか「ラ・マールボルド(海岸)」。土沢駅「ブリーラ...

三連休三陸駅巡り19冬(6) 山田線 茂市駅 ~かつての岩泉線の分岐駅~

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宮古駅から山田線上り列車の茂市行きに乗車しました。本来ならその前の快速に乗車して盛岡まで行けるのですが、山田線内でひと駅だけ下車しておきたいと思い、次発の区間運転列車を選んでみました。列車は宮古街道と呼ばれる国道106号と閉伊川に沿って西に進み山間部に入っていきます。宮古から20分ほどで列車の終点、茂市駅に到着です。3番線着。乗客3名が下車していきました。 茂市駅は山間部の岩手県宮古市茂市にあります...

三連休三陸駅巡り19冬(5) 山田線・北リアス線 宮古駅 ~リアス線切替前の駅構内~

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三陸鉄道北リアス線を南下して終点の宮古駅に到着しました。これにて三陸鉄道のうちのまずは北リアス線の踏破を果たしました。 宮古駅は閉伊川河口にある岩手県宮古市の代表駅。乗り入れ路線はJR東日本の山田線と、ここを起点とする三陸鉄道北リアス線の2路線です。昭和の頃はここから宮古港駅までの貨物支線も分岐していたとのことです。三陸鉄道ののりばは駅の北西側にあって駅舎に面した狭い単式ホーム1面1線の構造です。...

三連休三陸駅巡り19冬(4) 北リアス線 (久慈駅→田老駅→宮古駅) ~旧国鉄久慈線と宮古線を巡る~

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久慈駅からは三陸鉄道北リアス線の「こたつ列車」に乗車しました。全席指定のこたつ車両には乗車できませんでしたので、もう一両の自由席車両に乗車です。車内の様子はこんな感じ↓ なかなか洒落てますね~お洒落なボックスシートにはテーブルが設置されています。ボックスで相席になったお方がおもむろに弁当を取り出します。久慈駅で売られていた「うに弁当」ですね~。美味しそう・・・。ふと周りを見回すと隣のボックスでも「うに弁当」...