北陸駅巡り23夏-富山黒部編(27) 黒部峡谷鉄道本線 欅平駅 ~トロッコの終着駅~
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鐘釣駅から欅平行きのトロッコに乗車しました。トロッコは黒部川の西側を上流に向けて登っていきます。次の駅は小屋平駅。関西電力専用駅のひとつで、小屋平ダムへのアクセス駅になると思います。駅構造は島式ホーム1面2線。上り列車を待たせてこの駅は通過しました。 そして、ついに終点の欅平駅に到着しました。 欅平駅は富山県黒部市宇奈月温泉にある黒部峡谷鉄道本線の終点。トロッコの終着駅です。読みは「けやきだ...
北陸駅巡り23夏-富山黒部編(26) 黒部峡谷鉄道本線 鐘釣駅 ~珍しい経緯と構造を持つスイッチバック駅~
黒薙駅から乗車したトロッコ列車は鐘釣駅に到着しました。下車しましょう~。 鐘釣駅は富山県黒部市宇奈月温泉にある黒部峡谷鉄道本線の駅。鐘釣温泉へのアクセス駅です。中間駅としては数少ない一般客も乗降可能な有人駅。駅名標によると標高は443m。起点の宇奈月駅からは+219m登ったことになりますね。駅構造は相対式ホーム2面2線。改札口は西側の上りホームに隣接しており、下りホームとは地下通路で連絡しています。一...
北陸駅巡り23夏-富山黒部編(25) 黒部峡谷鉄道本線 (笹平駅→出平駅→猫又駅→鐘釣駅) ~出し平ダムに黒部川第二発電所~
黒薙駅で欅平行きのトロッコに再び乗車しました。列車は駅を出るとすぐに後曳橋を渡ります。右車窓後方、黒薙駅が見えます。こちらは左車窓。黒薙川の上流方面にはアーチ橋が見られました。「跡曳水路橋」という新柳河原発電所へ送水するために設けられた水路橋とのこと。新柳原発電所といえば、柳橋駅の近くにあったヨーロッパのお城風の建物・・・ここから結構距離がありますが、そこまで水路が伸びているのでしょうかね~?線路はク...
北陸駅巡り23夏-富山黒部編(24) 黒部峡谷鉄道本線 黒薙駅 ~黒薙温泉への玄関口、そして十六人谷の伝説~
宇奈月駅から乗車したトロッコ列車は最初の停車駅の黒薙駅に到着しました。ここで下車します。下車客は意外にも?私以外に1組いました。 黒薙駅は富山県黒部市宇奈月町音澤にある黒部峡谷鉄道本線の有人駅。黒薙温泉の玄関口となります。といいますか、他に行けるところはなさそうですが・・・。駅名標によると標高は326m。駅構造は単式ホーム1面1線で、ホーム中ほどに小さな駅舎があります。秘境駅にランキングされてもいいくら...
北陸駅巡り23夏-富山黒部編(23) 黒部峡谷鉄道本線 (宇奈月駅→柳橋駅→森石駅→黒薙駅) ~黒部川沿いを行く~
宇奈月駅から黒部峡谷鉄道の欅平行きトロッコ列車に乗車しました。終点の欅平駅までは営業キロで20.1km。黒部川沿いを1時間16分かけてのんびり走ります。ちなみに黒部峡谷鉄道は元々は電源開発のための専用鉄道で、一般客向けのトロッコ以外にも、関西電力関係者の専用列車、いわゆる「工事列車」も走っています。では、例によって地図と見比べながら車窓の様子を。列車はまず「新山彦橋」で黒部川を渡ります。こちら↓は左車窓の下流方...
北陸駅巡り23夏-富山黒部編(22) 黒部峡谷鉄道本線 宇奈月駅 ~始発のトロッコ列車に乗車~
富山地方鉄道の宇奈月温泉駅にやってきました。これから黒部峡谷鉄道に乗り継ぎます。駅前通りを奥に歩いていくと駅が見えてきました。黒部峡谷鉄道の宇奈月駅です。宇奈月駅は富山県黒部市黒部峡谷口にある黒部峡谷鉄道の駅。黒部峡谷鉄道本線の始点となります。営業列車は全てトロッコ列車。線路はナローです。開通は1925(大正14)年6月のことで、当時の日本電力が工事用軌道として開通したそうです。駅は関西電力が旅客営業を開...