北海道駅巡り86冬 広尾線 愛国駅 ~愛の国から幸福へ その2~
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今年の夏の旅では広尾線の愛国駅跡には立ち寄ることはできませんでしたが、駅が現役の頃に一度だけ訪問した事がありました。今回はその時の様子を・・・。夜行の青函連絡船で函館に上陸した後は、ワイド周遊券を駆使して連絡船接続の特急「北斗」に乗車、札幌駅に向かいました。札幌で一息ついた後、まず目指したのが愛国駅でした。釧路行きの特急「おおぞら」で3時間かけて帯広へ。そこで広尾線に乗り換えました。16分ほどで愛国駅に到着...
北海道完乗の旅19夏(16) 広尾線 幸福駅跡 ~愛の国から幸福へ~
広尾駅から帯広方面行きの十勝バスに乗車しました。バスは基本的に国道236号を北上していきます。旧広尾線をたどっていく感じですね。この辺りは平野で真っすぐな道が続きます。バス停がちょこちょこあって「野塚13線」、「野塚11線」・・・などといった名前のものが何もないところにずらっと並びます。地元の方でないと区別つかないですね、これ。バスは「忠類」という街に入ってきました。ここには待合所のあるバス停があって、運転手さん...
北海道完乗の旅19夏(15) 日勝線 広尾駅 ~かつての国鉄広尾線の終着駅~
えりも岬に立ち寄った後は日勝線バスの広尾行きに乗車しました。今度は東海岸を北上します。まずはほぼ原野の中を走る襟裳公園線という道道を抜け、国道336号に合流すると庶野という街に入ります。庶野を抜けると、海岸線の断崖を連続トンネルで抜けていきます。「黄金道路」と呼ばれる道路で、天候不良でバスがよく運休するところだと様似観光センターのおばさんが言ってました。ただ、道は結構新しめの良い道路で、バスは一定速度...
北海道完乗の旅19夏(14) 日勝線 えりも岬 ~霧の襟裳岬~
様似駅から日勝線バスでえりも駅を経由してえりも岬バス停までやってきました。バス停の様子↓ 小さなバス待合所があります。あとは霧が深くてな~んも見えません・・・。 その待合所のすぐ後ろには広い駐車エリア。そして「えりも岬観光センター」があります。中に入ると海産物などがずらっと並んでいます。館内には吉田拓郎の「襟裳岬」♪がずーっと流れてましたが、森進一が歌ってるわけでもなく誰が歌ってるのかわかりません...
北海道完乗の旅19夏(13) 日勝線 (様似駅→えりも駅→えりも岬) ~日勝線バスで海岸線を更に南下~
さて「北海道完乗の旅」は、様似駅から日勝線バスに乗車しました。日勝線はジェイ・アール北海道バスが運行する元国鉄バス路線です。国鉄バスとしては結構メジャーな路線ではないでしょうか。以前は周遊きっぷでも乗車できたそうですね。元々、苫小牧~鵡川~浦河~広尾~帯広に鉄路を通す計画があったそうで、苫小牧からは日高本線で様似まで、帯広からは広尾線で広尾までは開通しましたが、様似~広尾間は鉄道が開業する前に先行し...
北海道完乗の旅19夏(12) 日高本線 様似駅 ~日高本線の終着駅であり日勝線バスの乗り継ぎ駅~
静内駅から代行バスに乗車して終点の様似駅にやってきました。様似駅は様似郡様似町の中心的な駅であり、長大な日高本線の終着駅。はるばる来た感があります。駅舎です↓ 開業は1937(昭和12)年8月。木造の駅舎は1977(昭和52)年の改築だそうです。駅舎に入ると左側に待合室や窓口、右には観光案内所があります。観光案内所は静内からの始発バス到着直後でちょうど開店するところでした。とりあえず待合室の方に入ってみました↓...
北海道完乗の旅19夏(11) 日高本線 (静内駅→様似駅) ~JR北海道の踏破完了~
静内駅から始発の様似行き代行バスに乗車しました。宿を出た時から小雨でしたが、乗車した途端に本降りに・・・。窓が曇ってしまい、まともな写真が撮れなかったのであしからず。。バスはまず国道235号に入って静内川を渡ります。法定速度を守って走るバスの横を大型トラックが水しぶきを上げてガンガン追い抜いていきます。しばらく海沿いを走り、東静内駅、春立駅と停車していきます。どちらも乗降なし。春立駅を出発するとすぐに北...
北海道完乗の旅19夏(10) 日高本線 静内駅 ~列車の来ない駅構内~
苫小牧駅から日高本線の列車で鵡川駅まで行き、そこで代行バスに乗り継いで終点の静内駅にやってきました。時刻は19:30、既に日は暮れていました。静内駅は日高郡新ひだか町の中心的な駅。日高本線内では運行上の節目となる駅で、代行バスはここで乗り継ぎが必要になります。静内駅の駅舎↓ 2001(平成13)年2月築の建物で、想像以上に立派なもので驚きました。この日はここで一泊の予定。遠くに波音響く暗い駅構内を少しだけ散歩して...
北海道完乗の旅19夏(9) 日高本線 (苫小牧駅→鵡川駅→静内駅) ~代行バスは日高の海岸線を行く~
鷲別駅から苫小牧行きに乗車して室蘭本線を東進します。往路と同様、いやそれ以上の濃霧の中をゆっくり進んで行きます。朝からの遅れはどうやらこの濃霧による徐行運転が原因のようです。結局、苫小牧駅には数分の遅れで到着しました。4番線の到着。ここで乗換えです。次に乗車するのは日高本線! 列車は既に1番線で出発を待っていました。キハ40の2連は、先頭が日高色のキハ40-354、後方は標準色のキハ40-1786でした。早速乗り込...
北海道完乗の旅16夏(6) 日高本線 鵡川駅 ~代行バスの乗り継ぎ駅~
苫小牧駅から日高本線の列車に乗車しました。日高本線は苫小牧~様似の全長146.5kmという長大路線ですが、2015年1月の高波による土砂流出の影響で鵡川~様似間は未だ以って不通となっています。今年の台風で更に不通区間の路盤が流出するなど、復旧からは程遠い状況です。全線復活は夢のまた夢なのでしょうか・・・。日高本線訪問の計画のひとつでは、代行バスを使って様似まで行きそこから更にバスで襟裳岬経由で帯広ということも考...