九州駅巡り22冬-総仕上げ編(53) 長崎空港からピーチで成田空港へ ~エピローグ~

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大村駅で教わった長崎空港行きのバスが出ているというビルに向かいます。駅前通りを歩いていくと見えてきました。長崎県交通局の大村ターミナル。年季入ってますね~。ビル横の歩道橋からは大村駅が見えました。徒歩数分といったところです。大村ターミナルからは長崎県営バスなどの様々なバス路線が出ています。1階は広々とした待合室になっていますが、ローカルな雰囲気満載です。バスは建物の裏側に発着します。行先ごとに扉が...

九州駅巡り22冬-総仕上げ編(52) 大村線 大村駅 ~旧長崎本線の名駅舎~

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千綿駅から長崎行きのシーサイドライナーに乗車して大村駅に到着です。2番線の到着、下車します。今回最後の下車駅です。 大村駅は長崎県大村市東本町にある大村市の代表駅で、路線名にもなった主要駅。現在は長崎空港の最寄り駅でバスが出ています。距離的には隣の諏訪駅が近そうですが、公共機関があるのかはよくわかりません。大村線のこの辺りでは西九州新幹線が並走することになりますね。嬉野温泉~諫早間には新駅がひ...

九州駅巡り22冬-総仕上げ編(51) 大村線 千綿駅 ~海の見える木造駅舎~

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喜々津駅から佐世保行きのシーサイドライナーに乗車しました。列車は諫早駅から大村線に入線。時折、右手に西九州新幹線の高架を見ながら北上します。さて、次は長崎空港最寄りの大村駅で下車する予定ですが、飛行機にはまだ時間があります。そこで、前回の大村線訪問で下車したくてできなかった駅に立ち寄ろうかと思います。列車は大村駅を越えてしばらく、左手に海が見えるようになると千綿駅に停車。ここで下車します。 千...

九州駅巡り22冬-総仕上げ編(50) 長崎本線 喜々津駅 ~新線と旧線の分岐点~

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長与駅などに停車しつつ長崎本線旧線で大村湾沿いを進み、終点の喜々津駅に到着しました。2番線の到着です。 喜々津駅は長崎県諫早市多良見町にある長崎本線の駅。1972(昭和47)年10月に市布経由の新線が開通したことによって、新線と旧線の分岐点となりました。元は西彼杵郡多良見町の駅でしたが諫早市と合併しています。位置的には大村湾の最奥付近に位置しており、駅名標にもあるようにカヌーが盛んなようです。駅構造は単...

九州駅巡り22冬-総仕上げ編(49) 長崎本線(旧線) (長与駅→東園駅) ~大村湾沿いを行く~

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西浦上駅から長崎本線旧線経由の喜々津行きに乗車しました。列車は3駅進んで長与駅に到着です。1番線着。ここでは列車交換のため7分ほど停車します。 長与駅は長崎県西彼杵郡長与町にある旧線の駅。旧線ルートを通る列車の行先には「長与経由」と表記されるだけあり、旧線上では最も大きい駅ではないでしょうか。ちなみに新線ルートは「市布経由」と表記されます。位置的には北の大村湾に近い内陸にあって、長与港までは北へ3.5km...

九州駅巡り22冬-総仕上げ編(48) 長崎本線(旧線) 西浦上駅 ~旧線上に開業した無人駅~

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九州総仕上げの旅は終盤。長崎電気軌道を踏破して赤迫停留場を折り返しました。帰路は長崎空港からの飛行機を予約しています。空港へは長崎市街からリムジンバスも出ているそうですが、最寄り駅は大村線にあります。そちらに向かいましょう。まずはJRの長崎本線と連絡可能な電停で下車します。ということでひと駅だけ進んで住吉停留場で下車しました。 住吉停留場は長崎市住吉町にある長崎電気軌道の電停。前回お話したように...

九州駅巡り22冬-総仕上げ編(47) 長崎電気軌道赤迫支線 赤迫停留場 ~3段スタック式の終着駅で九州全線踏破完了~

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浦上車庫停留場から1号系統の赤迫行きに乗車しました。電車は再び国道206号新浦上街道の併用軌道上を北上するようになります。300形"307"の車内。車庫からでてきた系統なのでほぼ回送状態。結局終点まで私一人でした。電車は終点一つ手前の住吉停留場から赤迫支線に入ります。赤迫支線は1960(昭和35)年5月に住吉~赤迫のひと区間が本線を延長する形で開業しましたが、本線の延伸ではなく別路線名がついています。といってもここか...

九州駅巡り22冬-総仕上げ編(46) 長崎電気軌道本線 浦上車庫停留場 ~路面電車の車両基地と3面ホーム~

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蛍茶屋停留場から蛍茶屋支線を戻ります。電車は前回紹介した市民会館の分岐点を右に進み桜町支線に入ります。トンネルのようなところを抜けると間もなく、今度は長崎駅前の分岐点で本線に入ります↓ここから長崎本線と並走する形で国道202号「新浦上街道」を北上開始です。浦上駅前停留場からは高架化された浦上駅が見えました。手前にあった仮駅舎は既に消えてました。さて、終点まで行く前にひと駅だけ下車しようと思います。候補は...

九州駅巡り22冬-総仕上げ編(45) 長崎電気軌道蛍茶屋支線 市民会館停留場と蛍茶屋停留場 ~デルタだと思ってたのですが・・・~

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大浦天主堂停留場から5号系統の蛍茶屋行きに乗車しました。電車は大浦支線を戻り、新地中華街電停の手前にある分岐点を直進して本線に入ります。更に西浜町電停の先にあるデルタを直進して蛍茶屋支線に入ります。蛍茶屋支線を進むと今度は市民会館停留場の先で桜町支線との分岐点に差し掛かります。奥が蛍茶屋支線の蛍茶屋方面。奥から左に分岐するのが桜町支線の長崎駅前方面です。対向は5号系統石橋行きの"1204"。1200A形です。5...

九州駅巡り22冬-総仕上げ編(44) 長崎電気軌道大浦支線 大浦天主堂停留場 ~グラバー園と大浦天主堂~

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長崎電気軌道5号系統で石橋停留場までやってきました。周辺を少し散歩しようと思います。住宅地奥の階段の標識にある「大浦天主堂」の方に向かいます。階段を上っていくとお寺の門の前に突き当たりました。「妙行寺」というそうです。奥の三角屋根は「大浦カトリック教会」だと思います。この場所は「祈りの三角ゾーン」といわれているそうで、大浦天主堂、妙行寺、大浦諏訪神社という3つの異なる神社仏閣が接するという珍しい場所になりま...

九州駅巡り22冬-総仕上げ編(43) 長崎電気軌道5号系統 (浜町アーケード停留場→石橋停留場) ~5号系統で大浦支線へ~

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崇福寺停留場を折返して1号系統の赤迫行きに乗車しました。本当は4号系統に乗車したかったのですが、どこかで事故があった影響で崇福寺に電車が来ないためのやむを得ずの1号乗車でした。しかし、出発してすぐに4号表示の電車がすれ違うのを確認。もう1本待っていれば乗車できたかもしれません・・・。ということで次の思案橋停留場に急遽下車することにしました。思案橋停留場は長崎市油屋町にある本線上の停留場。発着系統は1号と4号...

九州駅巡り22冬-総仕上げ編(42) 長崎電気軌道1号系統 (五島町停留場→崇福寺停留場) ~一日乗車券購入の際はご注意を~

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長崎駅前停留場から1号系統崇福寺行きに乗車。ひとつ進んで宿近くの五島町停留場で下車しました。 五島町停留場は長崎県長崎市元船町にある長崎電気軌道の停留場。本線上にあります。発着系統は1号のみ。かつては赤迫と蛍茶屋間を新地中華街経由の大回りで運行していた2号系統も発着していたそうです。構造は国道202号との併用軌道上にある相対式ホーム2面2線。一般的な構造です。(翌日撮影)周囲は長崎市街の中心地のオフィス...

九州駅巡り22冬-総仕上げ編(41) 長崎電気軌道本線 長崎駅前停留場 ~路面電車の踏破開始~

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旅の3日目の夜は長崎駅までやってきました。駅の観察を終えたので宿に入ろうと思います。予約した宿は長崎駅前から長崎電気軌道の路面電車でひと駅、五島町停留場の近くにあります。路面電車は翌日から本格的に踏破を行う予定ですが、せっかくなのでひと駅だけ乗車して踏破開始しちゃいましょう。その前に長崎電気軌道の復習です。長崎電気軌道の公式Webサイトから路線図の拝借させていただきます。長崎電気軌道は所謂"市電"ではな...

九州駅巡り22冬-総仕上げ編(40) 長崎本線 長崎駅 ~すっかり様子の変わった「新」長崎駅~

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現川駅を発った長崎行きYC1系列車はすぐに長大な長崎トンネルに突入。トンネルを抜けると右手に旧線の線路が寄り添ってきて単線並列がしばらく続きます。浦上川を渡るあたりで今度は左手に長崎電気軌道の線路が見え、そのまま高架上の浦上駅に停車。高架は続いてそのまま終点の長崎駅に到着しました。1番線の到着。時刻は18時前。カステラマークが何かかわいい駅名標^^ 長崎駅は長崎県長崎市尾上町にある県庁所在地"長崎市"の...

九州駅巡り22冬-総仕上げ編(39) 長崎本線 現川駅 ~新線上にあるトンネルの狭間の山間駅~

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諫早駅から市布経由長崎行きに乗車しました。列車は大村湾の南東を回り込み、湾の最奥付近の喜々津駅に停車。長崎本線はここから新線と旧線に分かれていきます。線路的には諫早からの複線がここで単線同士に分かれます。今回乗車した列車は市布経由、つまり新線経由になります。新線は1972(昭和47)年10月に開業した線形の良い区間で、特急は全てこちらを経由しています。喜々津を出ると、湾沿いに行く旧線に対して山側に進みます。...

九州駅巡り22冬-総仕上げ編(38) 長崎本線・島原鉄道線 諫早駅 ~新幹線開業間近で変化した駅~

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大三東駅から諫早行きに乗車しました。列車は島原半島の北岸をしばらく進み、諫早湾干潟堤防道路の出る辺りから内陸に入ります。そのまま東進して終点の諫早駅に到着しました。0番線の到着。列車は折り返しひと駅区間運転の本諫早行きとなりました。諫早駅は長崎県諫早市永昌町にある諫早市の代表駅で、県内では2番目に利用者数の多い駅。東にある島原半島、西に長崎市や長崎半島方面、それらの付け根で必然的に交通の結節点となる...

九州駅巡り22冬-総仕上げ編(37) 島原鉄道線 大三東駅 ~有明海に一番近い駅~

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多比良駅から島原港行きに一旦乗車・・・ふた駅進んで大三東駅で下車しました。 大三東駅は長崎県島原市有明町にある島原鉄道の無人駅。読みは「おおみさき」・・・この駅名標を見るまでは「だいさんとう」だと思ってました。多比良駅に続いてなかなかの難読駅名だと思います。駅名はわかってませんでしたが、前々から気になっていた駅なのです。この駅の特徴といえば・・・この辺りの線路は海岸に沿って走っていますが、特にこの駅は有明...

九州駅巡り22冬-総仕上げ編(36) 島原鉄道線 多比良駅 ~諫早へ行く前にひと駅寄り道~

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有明フェリーで島原半島の多比良港に上陸しました。次は港の近くにある島原鉄道の駅に向かいます。街中を内陸側に向かって歩き、交差点を左に折れて国道251号に入り土黒川を渡ります。渡った先で更に右に折れると踏切がありました。その踏切からの様子。目標の多比良駅が見えました。少し進んだところで左に折れると駅前に到着です。多比良駅のプレハブっぽい駅舎は、2013(平成25)年に改築されたものだそうです。多比良駅は長崎県...

九州駅巡り22冬-総仕上げ編(35) 有明フェリー (長洲港→多比良港) ~有明海を渡って島原半島へ~

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長洲駅から歩いて長洲港までやってきました。有明フェリーの長洲港ターミナルに到着です。有明フェリーは熊本県の長洲港と長崎県の島原半島にある多比良港を結ぶフェリー。この航路は国道389号の海上区間に当たるそうです。距離にして14km、所要時間は約45分。熊本と長崎を結ぶ短絡ルートで、高速道路が整備される前は、熊本駅と長崎駅とを結ぶ「ありあけ号」という特急バスもこのフェリー経由で運行されていたそうです。運航ダイヤ...

九州駅巡り22冬-総仕上げ編(34) 鹿児島本線 長洲駅 ~金魚の町の駅からフェリー港へ~

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大牟田駅から鹿児島本線下りの八代行きに乗車しました。列車は県境を越えて熊本県へ。有明海沿いにつかず離れずの位置を南下します。南荒尾駅を過ぎ、90度曲がって内陸側に向きを変えたところで長洲駅に到着です。1番線の到着。ここで下車します。 長洲駅は熊本県玉名郡長洲町にある鹿児島本線の単独駅。かつての特急「有明」の停車駅で、一時期は当駅が終着駅となっていました。今の駅の様子を見るとちょっと意外・・・。新幹線と...