きゃみの駅訪問

元国鉄線完乗を目指しつつ、駅を訪れることを目的とした鉄道旅行の記録です。現在の乗車距離記録率はJR99.64% 私鉄83.07% ブログ全面工事継続中~

関東日帰り23春-内房編(13) 外房線 (安房鴨川駅→安房天津駅→上総一ノ宮駅) ~特急「わかしお」の終着点~

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千倉駅から外房線直通の上総一ノ宮行きに乗車しました。列車は"外房"を北東方面に進みます。内房線のこの区間の駅は全て改築駅舎らしいのでスルー・・・。そのまま30分弱走って安房鴨川駅に到着しました。2番線の到着。ここでは7分の停車時間がありました。ちょっとだけ降りてみます。 安房鴨川駅は千葉県鴨川市横渚にある鴨川市の代表駅。太平洋に面した南房総の観光都市です。「鴨川」といえば「鴨川シーワールド」が真っ先に思い...

関東日帰り23春-内房編(12) 内房線 千倉駅 ~房総最南端の駅にして特急「さざなみ」のかつての終着点~

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和田浦駅から木更津行きに乗車。内房線で"外房"を3駅戻って千倉駅に到着です。1番線の到着。ここで下車します。 千倉駅は千葉県南房総市千倉町瀬戸にある内房線の駅。旧所在地は安房郡千倉町。千倉は太平洋に面した町で、市役所は富浦駅が最寄りとなりますが、南房総市では最も人口の多い地区になるそうです。駅は館山駅と並ぶ南房総の観光拠点でもあるとは思うのですが・・・。かつてはL特急「さざなみ」の終着駅でもありましたが...

関東日帰り23春-内房編(11) 内房線 和田浦駅 ~房総半島を横断して外房へ~

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那古船形駅から安房鴨川行きに乗車しました。列車はすぐに館山駅に到着。列車交換などもあって8分ほど停車します。館山駅を出ると東に向きを変えて内陸側へ。房総半島の先っぽを横断して外房に向かいます。千倉駅を出るとその先は・・・"内房線"といいつつも"外房"を走るようになるんですね~。内房線・外房線の接点は安房鴨川駅となります。ちなみに国道のほうはというと、127号「内房なぎさライン」と128号「外房黒潮ライン」の接点は館...

関東日帰り23春-内房編(10) 内房線 那古船形駅 ~"房総型"とはまた違う素朴な木造駅舎~

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館山駅から木更津行きに乗車して北へひと駅。那古船形駅に到着です。下車しましょう。 那古船形駅は千葉県館山市船形にある内房線の駅。読みは「なこふなかた」。駅名は「那古」と「船形」という2つの地名の"合成駅名"だと思います。駅の所在地は古くからの漁師町である「船形」地区。那古寺などの門前町である「那古(なご)」は「船形」より南の地区になるようです。合成駅名といえば・・・真っ先に思い出すのは吾妻線の万座・鹿沢口駅、みな...

関東日帰り23春-内房編(9) 内房線 館山駅 ~南欧風?白壁にアーチ窓のお洒落な橋上駅舎~

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岩井駅から内房線下り列車に乗車。南下すること3駅で館山駅に到着しました。1番線の到着。列車はこの駅で6分ほど停車しますが、私はここで折り返すために下車します。 館山駅は千葉県館山市北条にある内房線の駅。安房地方の中核都市である館山市の代表駅です。元々は旧安房郡北条町の所在で、1919(大正8)年5月に安房北条駅として開業したそうです。館山城の城下町だった旧館山町はもうちょっと南にある隣町だったようです。1...

関東日帰り23春-内房編(8) 内房線 岩井駅 ~「南総里見八犬伝」と臨海学校の思い出~

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富浦駅から木更津行きに乗車。ひと駅戻って岩井駅に到着です。1番線の到着。ここで下車します。 岩井駅は千葉県南房総市市部にある内房線の駅。南房総市が発足する前の旧地名は安房郡富山町。西には街を挟んで岩井海岸、東には地名の由来にもなった「富山(とみさん)」という山がそびえています。「富山」は滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」の舞台となった地だそうです。「八犬士」・・・「七人の侍」から"戦隊モノ"まで、日本人が好きなシチュ...

関東日帰り23春-内房編(7) 内房線 富浦駅 ~安房里見氏の居城の麓の駅~

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保田駅から今度は下りの上総一ノ宮行きに乗車。安房勝山駅、岩井駅と進んで3駅目の富浦駅で下車します。2番線の到着。 富浦駅は千葉県南房総市富浦町原岡にある内房線の駅。市役所の最寄り駅なので市の代表駅といえると思います。南房総市・・・実は初めて聞きました。2006(平成18)年の"平成の大合併"で千倉や白浜など周辺の6町村が合併して発足したそうです。駅はそのうちの旧安房郡富浦町の所在でした。地図を見ると・・・市は房...

関東日帰り23春-内房編(6) 内房線 保田駅 ~そっくりの四つ子駅舎~

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安房勝山駅から内房線上りの木更津行きに乗車してひと駅、列車は保田駅に到着です。1番線に到着。下車しましょう~。 保田駅は千葉県安房郡鋸南町保田にある内房線の駅。「ほた」と読みます。保田も海辺の街。海水浴場があるようですね。また、浜金谷駅側のようなロープウェイはなく距離も少しありますが、鋸山にある日本寺などへの玄関口にあたるのではないかと思います。駅構造は島式ホーム1面2線で西から1~2番。西側にある...

関東日帰り23春-内房編(5) 内房線 安房勝山駅 ~内房線の駅構造の傾向は・・・~

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上総湊駅から内房線下りの安房鴨川行きに乗車しました。ここからは"行ったり来たり戦法"で下車駅を稼ごうと思います。内房線も君津以南は単線区間。本数もそこそこあるので、この戦法が有効です。ただ、慌しさはありますが・・・。列車は再び浜金谷駅へ。駅を出るとトンネルで鋸山を越えます。鋸山を抜けて2駅目、安房勝山駅に到着。ここで下車します。「安房国」に入りました。ちなみに令制国としての安房国は東海道に属するそうです。...

関東日帰り23春-内房編(4) 内房線 上総湊駅 ~ウグイス鳴く駅で折返し~

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浜金谷駅から内房線の上り列車に乗車。竹岡駅を抜け湊川を渡って2駅目、終点の上総湊駅に到着です。1番線の到着。 上総湊駅は千葉県富津市湊にある内房線の駅。海辺にある湊の街は、金谷とは異なり駅の内陸側にあります。海側は「上総湊港海浜公園」になっており、浜辺にはハマヒルガオが群生しているそうです。花盛りは5月頃とのことなので、行くならGWが良さそう?また、1992(平成4)に市役所が移転する前は当駅が富津市の代表...

関東日帰り23春-内房編(3) 内房線 浜金谷駅 ~屋根の青が映える大正期の木造駅舎・・・"房総型駅舎"~

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東京湾フェリーで金谷港までやってきました。最寄りの駅まで歩いて向かいます。国道127号を横切って住宅地の道を進んでいくと、奥まったところに駅が見えました。内房線の浜金谷駅に到着です。浜金谷駅は千葉県富津市金谷にある内房線の駅。金谷は海と山に囲まれた街。西に進めば東京湾フェリー乗り場。南に進むと漁港がありますが、その山側には鋸山ロープウェーの鋸山山麓駅があります。駅から歩いて8分ほどだそうです。鋸山は標...

関東日帰り23春-内房編(2) 東京湾フェリー (久里浜港→金谷港) ~浦賀水道を横断して房総半島へ~

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久里浜駅から歩いて久里浜港のフェリー乗り場までやってきました。船着き場には先ほど見かけたフェリーが停泊していました。1992年に就航した東京湾フェリーの3代目「かなや丸」。今回はこれに乗船することになりました。東京湾フェリーでは「しらはま丸」とこの2隻が就航しているそうです。そしてこちらが東京湾フェリーターミナル。東京湾フェリーは東京湾の入口にあたる浦賀水道を横断して、三浦半島の久里浜から房総半島の金谷まで...

関東日帰り23春-内房編(1) 横須賀線 久里浜駅 ~久里浜港までお散歩~

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今回は春の日帰り駅巡り第二弾です。18きっぷの2日目分を利用して房総半島に出かけてきました。内房・外房の末端区間は8年前にスルーしたことしかないので、今回はじっくり駅巡りします。まずは内房線をターゲットにして、東京湾フェリーにも乗船することにしました。利用した青春18きっぷ。下車印は、館山→千倉→舞浜。下車駅はほぼ無人駅でした・・・。スタートは東京駅の地下ホーム。横須賀線始発、4:55発の久里浜行きに乗車します。...

関東日帰り23春-横浜編(10) 相鉄新横浜線・東海道貨物線 羽沢横浜国大駅 ~ラストは「相鉄・JR直通線」の前面展望~

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新横浜駅から相鉄新横浜線に乗車。羽沢トンネル内を走って4分で羽沢横浜国大駅に到着です。1番線の到着。これにて相鉄新横浜線の未乗車区間の踏破完了です🚋 羽沢横浜国大駅は神奈川県横浜市神奈川区羽沢南にある相模鉄道とJR東日本の共同使用駅。2019(令和元)年11月の「相鉄・JR直通線」開業に伴い開業した新しい駅。JRとしては令和になって初めて開業した駅となるそうです。但し、駅の管轄は相鉄になります。乗り入れ路線は相鉄...

関東日帰り23春-横浜編(9) 東急新横浜線・相鉄新横浜線 新横浜駅 ~東急と相鉄が接続する新都心の駅~

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日吉駅から東急新横浜線に乗車しました。東急新横浜線は営業キロ5.8kmの全線地下路線。中間駅は新綱島駅のひと駅だけです。7分ほどで終点の新横浜駅に到着しました。2番線の到着です。 新横浜駅は神奈川県横浜市港北区篠原町および新横浜にあるJR東日本、JR東海、横浜市交通局、東急電鉄、相模鉄道の駅。急発展を遂げた横浜市における都心の一つである「新横浜都心」の中心駅です。そのうち横浜市交通局、東急、相鉄の駅が「新横...

関東日帰り23春-横浜編(8) 横浜市営地下鉄グリーンライン・東急新横浜線 日吉駅 ~地下鉄踏破を終えて新横浜線に初乗車~

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中山駅で横浜市営地下鉄グリーンラインを折り返し、21分ほど走って終点の日吉駅に到着です。2番線の到着。これにて横浜市営地下鉄の踏破完了です🚋 日吉駅は神奈川県横浜市港北区日吉にある東急電鉄と横浜市交通局の駅。乗り入れ路線は横浜市営地下鉄のグリーンライン、東急電鉄の東横線と目黒線、そして今年の3月に開業したばかりの新横浜線の2社局4路線。そのうちグリーンライン、目黒線、新横浜線は当駅が終点となります。...

関東日帰り23春-横浜編(7) 横浜市営地下鉄グリーンライン・横浜線 中山駅 ~グリーンラインを折返し~

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センター北駅からグリーンラインの中山行きに乗車しました。列車は高架上を走ってまずセンター南駅に停車。そこから地下に潜ったり地上に出たりしながら2つ進んで川和町駅に停車します。この駅からは車両基地への出入庫線が出ているそうです。下車候補でしたね。さらにひと駅進んで終点の中山駅に到着しました。2番線の到着。グリーンラインの駅にはホーム上に駅名標が無いか? 中山駅は神奈川県横浜市緑区寺山町と中山にある...

関東日帰り23春-横浜編(6) 横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン センター北駅 ~「港北ニュータウン」の乗り換え駅~

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あざみ野駅から湘南台行きでブルーラインを折り返しました。列車は地下を進み、高架に上がったと思ったら掘割を走ってまた地下へ・・・・・・といった感じで2駅進んでセンター北駅に到着です。3番線の到着。乗り換えのため下車します。 センター北駅は神奈川県横浜市都筑区中川中央にある横浜市交通局の駅。駅は「港北ニュータウン」のうちの北部にある第一地区に位置しています。ちなみに早渕川の流れる中央地区を挟んで南側にある第...

関東日帰り23春-横浜編(5) 横浜市営地下鉄ブルーライン・東急田園都市線 あざみ野駅 ~多摩田園都市「あざみ野」で折り返す~

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関内駅からブルーラインのあざみ野行きに乗車しました。列車は地下を北に進みます。横浜、三ツ沢上町、新横浜あたりで多数下車があり、北新横浜駅で地上に出ます。新羽車両基地からの出入庫線が合流すると新羽駅に停車。読みは「にっぱ」。新羽行きの列車がある理由をここで知りました。そこから先は地下に潜ったり高架に上がったりを繰り返すようになります。起伏の激しい丘陵地帯ですかね。そして列車は終点のあざみ野駅に到着しま...

関東日帰り23春-横浜編(4) 横浜港駅跡から横浜市営地下鉄ブルーライン 関内駅へ ~横浜みなと散歩~

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桜木町駅から港方面に向かいます。上空にはヨコハマエアキャビンが港方面に伸びています。これに乗車してもよいですが、それとほぼ並行する海上の遊歩道を歩いていきましょう。この遊歩道・・・「汽車道」といって、1911(明治44)年開通の旧横浜駅と新港埠頭を結ぶ臨港線の廃線跡を利用しているそうです。この臨港線は元々は貨物輸送目的で敷設されたそうですが、大正期になってサンフランシスコ航路の出航日に限り、旅客列車も運行され...